FLAVOR STICK - 家具を作る木で、お酒を育てる。【近藤工芸】

FLAVOR STICK

家具を作る木で、お酒を育てる。

いつものお酒が、樽熟成のような深い味わいへ。
無垢材の端材から生まれた、育成型・嗜好品。

The Science of Aging
木材成分が織りなす、熟成の科学

樹種による成分の違いが、味と香りを決める

木材に含まれる3つの主成分(セルロース・ヘミセルロース・リグニン)のバランスが、お酒に溶け出す風味を決定づけます。

ヘミセルロース(味付けの役割)
熱が加わることで糖に分解され、お酒に甘みとコク(カラメルやカスタードのような風味)を与えます。
リグニン(香り付けの役割)
バニリンなどに分解され、バニラのような甘い香りや、スパイシーなニュアンスをもたらします。
樹種 セルロース ヘミセルロース リグニン 主な特徴・適正お酒
ミズナラ 45% 25% 25% 白檀(サンダルウッド)のようなオリエンタルな香り。ウイスキーに最適。
ブラックウォールナット 43% 27% 24% ナッツのような香ばしさとビターな深み。ウイスキーと好相性。
サクラ 45% 28% 20% 桜餅のような甘くフローラルな香り。ウイスキーや焼酎に。
ブラックチェリー 45% 28% 21% 甘酸っぱい果実の香りと赤みがかった色。ラムやテキーラに。
カバ / カエデ 45% 30% 20% メープルシロップのような甘い香りと柔らかなコク。ウォッカ等に。

チャーリング(全面焼き)の重要性

全面を焼く「3つの理由」

  • 「生木のえぐみ」を閉じ込める:
    全面を焼いて熱を通すことで、えぐみを抑えて甘みや香ばしさだけを抽出できます。
  • ろ過効果の最大化:
    表面の「活性炭層」が、お酒の雑味を吸着し、口当たりをまろやかにします。
  • 香りのバランスが整う:
    焼いていない面があるとフレッシュな木の香りが混ざりますが、全面を焼くことでウイスキー樽に近い熟成感が得られます。

熱が作る「3つの層」

① 炭化層(表面):雑味を吸着し、まろやかにする。
② 熱分解層(内側):熱で成分が壊れ、バニラ香(バニリン)などを発散。
③ 生木層(芯):木本来の風味を保持。

時間で、ここまで変わる。
完成日はあなたが決める。

開始直後 2週間(まろやか) 1〜3ヶ月(樽熟成風)
木本来のフレッシュな香り。

使い方と美味しく育てるコツ

Step 1:水洗い・乾燥

表面の粉を落とすため、軽く水洗いし、しっかりと乾燥させてください。※生乾きのまま入れると香りが濁る原因になります。

Step 2:お酒へ入れる

いつものお酒が入った瓶に沈めます。勢いよく入れるとボトルが割れる恐れがあります。ボトルを傾けて静かに入れてください。

Step 3:じっくり待つ

数日ごとに味を確認し、好みのタイミングで取り出してください。長期間放置すると木の渋みやえぐみが強く出すぎることがあります。

■ 安全・品質に関するご注意