伝統の技


一枚板の乾燥をする時、その材質・大きさ・季節等いろいろな条件によって、その乾燥の仕方が違うのをご存知でしょうか?
ただ単に同じ場所に置いて何年も乾かすだけのように思われていますが、木の種類等によってその方法は違いますし、置いている向きを変えたり、場所を移動させたり、一年の間に何回も手を入れないといけないのです。
早いものでも3年、長いものでは20年もの間、乾燥をさせている近藤工芸の一枚板ですが、その間にいろいろな木を知り尽くした近藤工芸であるがゆえに、乾燥という一つの工程も案外大変な労力がかかっているのです。
自然の山の恵みである木材を切り倒すにも、その時期・季節・そして時間までも実は切ってよい時間があったりします。
本当によい一枚板は、そうした大昔からの日本人の木材を使いこなしてきた経験の中に、本当に素晴らしい伝統の技がかくれているのです。
一味違う近藤工芸の一枚板をぜひ感じて下さい。

                      営業部長 萩森

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