秋から春にかけて、休日にはよく釣りに行く（もっぱら暇つぶしの遊びで）。
気分転換で海に行くのは非常に気持ちがいい。
釣果の方は大して気にしない。と言いつつもやっぱりそこは欲のある人間。
気分転換で行ったつもりが、悔しさいっぱいで帰ってくることも時折。
ただ、ここ数年、年を追うごとに、どこの釣り場に行っても「釣れなくなった」という言葉をひんぱんに聞くようになった。
木工に携わる者として、「想像以上に山の状況も悪くなっているのかなァ」と思うこともある。
山と海、距離は離れているけれど、非常に密接な関係がある。
地球環境に悪化が叫ばれる近年、人々が思う以上に、この地球はダメージを受けていると思う。
しかし悲しいかな、私を含めて大半の人たちはまだまだ他人事。
実際に自分の身に被害を受けるまでは、どうしても自分の事として考えられない。
しかしそのときには”The End”でしょう。
色んなメーカーが地球環境の為、知恵を出した物づくりをしている。
私には大したことはできないが、再生可能の木材を扱う身として、長く使って頂ける物づくりを心がけたいと思う。
職人 竹内（兄）
