JINDAI WOOD × KONDO-KOUGEI
神代木(じんだいぼく)とは、数百年から数千年前の古代の樹木が、火山灰や地中に埋もれたまま長い年月を経て掘り出された木材です。
酸素が遮断された環境で保存されていたため、腐ることなく、深みのある独特の色合いと質感を持っています。まさに「時を超えた木」と呼ぶにふさわしい素材です。
神代木の最大の魅力は、その色と風合いにあります。
地中で眠る間に、鉄分や火山灰の成分が木の内部に染み込み、自然が生み出したグレーや黒褐色のグラデーションを形成します。
加工後も木目の美しさは損なわれず、光の当たり方によって異なる表情を見せます。
代表的な神代木には以下のような種類があります:
長い年月を経た神代木は、通常の木材よりも硬く、内部の含水率や成分が均一ではありません。
そのため、割れや反りが生じやすく、乾燥から仕上げまで熟練した技術が求められます。
しかし、丁寧な手仕事によって完成した一枚板は、他の木では得られない静謐な存在感を放ちます。
同じものは二つとない、千年木の出会いを。
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